協会理念(ミッション)と特徴

日本聴導犬協会の理念と特徴


目次




日本聴導犬協会の使命


聴導犬、及び介助犬の育成を通して、障がいのある方との「共感、協働、共生」により
「障がい者の、障がい者による、障がい者のための補助犬育成」をめざす
日本聴導犬協会の指針は、いつもユーザーの声の中に。

(1) 障がいのある方の社会参加を促進する
「訓練側の理想ではなく、障がい者のニーズにそった補助犬育成」をめざし、人と動物が共に暮らし、障がいのある方の自律と社会参加を促進する支援を使命としております。

2)動物福祉が活動の両輪
補助犬の候補犬を、主に『捨てられたり、飼い主の見つからない保護犬』から選ぶ、 動物福祉の側面も持ちます。

(3)障がいのある方の職域の拡大
ユーザーの日本聴導犬協会への積極的雇用により、障がいのある方の補助犬訓練士、補助犬カウンセラーなど使い手の声が生かせる補助犬育成事業を実践していきたいと思います。


聴導犬・介助犬ユーザーの雇用と能力の活用を常に念頭に置き、これまでに「日本聴導犬協会役員」として運営への意見の反映および「協会常勤スタッフ」としての雇用。業務委託として「PR活動」「サイト作成補助」「協会犬用コートや衣類作成」などをお願いしてきました。
これからも、障がいのある方たちとの「共感、協働、共生」を目指してまいります。
 

協会の特徴


タイトルなし

国際的(英国聴導犬協会およびADI)に認められた高いレベルの聴導犬・介助犬の訓練方法

(1)世界初(2001年)英国聴導犬協会からの国際認定


聴導犬みかんとユーザーとアンソニーブラント氏(当時の英国聴導犬協会CEO 2001年11月)
聴導犬みかんとユーザーとアンソニーブラント氏(当時の英国聴導犬協会CEO 2001年11月)
日本聴導犬協会は、世界でもっとも成功している英国聴導犬協会から指導(1997年)を受け、英国研修を受けた会長有馬もと並びに、訓練マネージャーMAYUMI,他2名のスタッフと共に、本格的な訓練を開始しました。2001年には、会長有馬が訓練した「聴導犬みかん」への国際認定試験を、アンソニーブラント氏(当時の英国聴導犬協会CEO)より実地試験を受けてエクセレントの評価で合格しました。「聴導犬みかん」に対しても、訓練担当だった有馬もとに対して、英国聴導犬協会、最高位(当時)のレベル3の国際認定聴導犬インストラクター資格が授与されました。また「聴導犬みかん」とユーザー岸本淑子様へのユーザー指導においても高い評価をうけました。


(2)世界22番目、日本初(2006年、2012年更新)のADI(国際アシスタンス・ドッグ協会)国際認定試験合格


ADI認定書授与(アメリカ・サンディエゴにて2006年1月)
ADI認定書授与(アメリカ・サンディエゴにて2006年1月)
ADIは、世界の補助犬団体が加盟する世界最大の補助犬育成団体の総会です。その正式メンバーとして、国際認定試験を日本で初めて(2006年)、世界で22番目に受験し、特に訓練への「エクセレント」の高い評価のもと、日本聴導犬協会にADI国際認定団体。会長有馬もとに国際認定聴導犬・介助犬インストラクター資格の授与がされました。

(3)国際認定を受けたインストラクター


2002年ADI理事に有馬もとが選ばれる(ADI理事会にて)
2002年ADI理事に有馬もとが選ばれる(ADI理事会にて)
・会長 有馬もと  世界初(2001年)! 英国聴導犬協会から国際認定聴導犬インストラクター
日本初(2006年)ADI国際認定聴導犬・介助犬インストラクター。元ADI理事(2002~05年)
・理事&事務局長MAYUMI:日本初(2005年)! 英国聴導犬協会国際認定 聴導犬訓練マネージャー