聴導犬ナナと花子さんの物語4

タイトルなし
子犬を育てる時は、愛情が一番たいせつです。

育て親になるボランティアは
怒ったり叱ったりとかはいっさいしません。

ワタシが悪いことをしたら
その後は目も合わせてもらえない。
でも、良いことをしたときには
いっぱいほめられたり、ごほうびがもらえます。

ボランティアの人は
『自分の子どもを育てる時よりおこるのをがまんしたわ』
って、言ってました。がまん強くないと
聴導犬を育てることはできないんですって。




聴導犬の子犬たちは、声ではなく、手の動きや合図で、すわったり、ふせたりできるように育てられます。いつも、人の目や動作を見るようにするためなんだよ。

日本ではいつ始まったの?
1982年から育成が始まった英国からはたったひとつの団体から年間に150頭が訓練されている。日本では英国より1年早く1981年から訓練が始まったが、これまでに24~25頭が訓練され、働いているのはわずか15~6頭です。